本文へ移動

病院長あいさつ

 いつも孝仁病院に多くのご理解、ご支援を賜りましてありがとうございます。昨年度も当院は新型コロナウイルス対策に追われる一年でした。診療や面会も制限せざるをえなくなり、多大なご面倒、ご心配をおかけいたしました。あらためてお詫び申し上げます。その新型コロナも5月からは、インフルエンザ等と同じ『5類』に移行しますが、けして脅威が無くなるわけではありません。マスクの着用も緩和されましたが、病院等ではその特殊性を理解され、引き続き感染防止にご協力いただきますようお願いいたします。
 さて、孝仁病院では5月から外来診療体制を変更させていただくことになりました。これまで午前診療だった木曜日を1日診療へ、土曜日は1日診療から午前診療へ変更させていただきます。どうか外来診療案内を確認の上、ご来院いただきますようお願い申し上げます。
 孝仁病院は平成18年12月の開設当初、岩手県内初のPET画像診断センターを併設し、盛岡地区では初めてとなる緩和ケア病棟を開設した病院として知られ、近隣の急性期病院、地域の医院、診療所、介護、福祉施設と連携を図り、地域の皆様が安心してかかれる病院づくりをすすめています。PET検査では、がんの早期発見や再発・転移の診断を行い、緩和ケア外来と緩和ケア病棟では、がん患者さん、ご家族のつらいお気持ちにも寄り添って参りました。
 平成30年4月には手術室を増設して乳腺外科を開設、消化器系の手術はもちろん、これまで以上に乳がん・甲状腺・整形外科・泌尿器科をはじめとする外科手術に対応しています。
 当院には緩和ケア病棟、一般病棟、地域包括ケア病床、障害者病棟、医療療養病棟があります。
 一般病棟では内科・外科手術の他に入院透析を受け入れております。地域包括ケア病床では、急性期治療を終え、病状が安定した患者さんに対して在宅や介護施設への復帰にむけた医療支援をおこないます。障害者病棟ではパーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症などの神経難病、脊椎損傷、寝たきりで意識障害や重度の障害をもった患者さんの診療、ケアを行います。医療療養病棟は、急性期治療を終えてもなお医療の継続が必要で、自宅退院が困難な患者さん対象に診療しております。県内の急性期病院、回復期リハビリ病院からのご紹介や、老人保健施設から発熱などで搬送されて来られる患者さんもいらっしゃいますが、地域連携室(医療福祉相談室)が中心となり転入院の調整、退院支援などを行いますので、困ったことがあればいつでもご相談ください。
 孝仁病院では「良き医療とやすらぎの環境」を理念とし、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、リハビリスタッフなど多職種がチームとなって診療、ケアを進めます。さらにそのチームの輪の中心には患者さんとそのご家族がおられることを忘れず、診療科や職種の垣根を超え意見を交換しながら病状に応じ、希望に添って取り組んで参ります。

病院長 西成尚人

沿革

昭和63年 6月
恵生会法人設立(盛岡市中野に河南病院として事業を展開)
平成18年12月
孝仁病院(病院の老朽化に伴い、現中太田地区に新築移転と共に名称変更)
一般病棟70床、医療療養型病棟62床、介護療養病棟48床
人工透析室(15床)
PET画像診断センター、孝仁介護支援センター、孝仁デイケアセンター併設
平成19年 5月
社団医療法人啓愛会に合併する
平成19年 6月
病棟機能変更
一般病棟70床、障害者病棟56床、医療療養型病棟54床
平成20年 2月
(財)日本医療機能評価機構認定
Ver.5 第JC1437号
平成20年 6月
病棟機能変更 緩和ケア病棟の承認
一般病棟60床、障害者病棟56床、医療療養型病棟54床、緩和ケア病棟10床
平成25年 5月
電子カルテシステムの導入
平成25年 8月
外来透析室増床(10床)
平成26年 2月
(財)日本医療機能評価機構認定
Ver.1.0 第JC1437-2号
平成26年 6月
PET-CT1台、PET単体機1台からPET-CT2台へ変更
平成30年 5月
(財)日本医療機能評価機構認定
3rdG:Ver.1.1 第JC1437-3号
令和1年11月
訪問看護ステーションこうじん開設
院内給食調理業務をセントラルキッチンに移行
令和1年12月
一般病棟60床のうち地域包括ケア病床12床の届出
令和2年6月
肝炎指定医療機関認定
令和2年8月
一般病棟入院基本料(地域一般入院料2→急性期一般入院料7)
令和3年12月
3階手術室、物品庫、会議室、人工透析室等増改築工事

病院概要

TOPへ戻る